
うちの子、魚が苦手で全然食べてくれないけれど、このままで大丈夫かしら…?
魚を食べないと成長を支える栄養素が不足する可能性があります。
魚は成長期の子供にとって欠かせない栄養素を豊富に含んでいるので、食べてほしいですよね。
しかし、魚が苦手な子供は多くせっかく調理しても食べないことも…。
私の姉は子供のころ特に焼き魚が苦手で、母が悩んでいた記憶があります。
- 子供が魚を食べない原因と対策3選
- 魚を食べないと不足する栄養素と影響
- 簡単魚レシピ3選
調理方法と合わせて、家庭でできる魚への抵抗感を減らす工夫も紹介♪
無理なく魚を食べる習慣をつければ少しずつ食べられるようになり、栄養不足も解消できますよ。
大人も積極的に摂取したい栄養素を含んでいる魚を子供と一緒に、より美味しく食べてくださいね!
サバ缶は骨ごと食べられるため、栄養をたっぷり摂取できます。
調理不要でさまざまなアレンジでができ、長期保存が可能なのでまとめ買いがお得!
『あいこちゃんの美味しい鯖水煮』は食塩不使用のため、子供におすすめです。

魚を子供が食べないのはなぜ?主な原因3つと対策を解説


献立を魚にすると、子供が食べないことが多い…。
どうして食べないのかしら?
魚を味やにおいが苦手など、食べない原因はいろいろあります。
健康のためにもせっかく出した魚料理を美味しく食べてほしいですよね。
魚を食べない子供に多い原因は以下が考えられます。
- 魚の味やにおいが苦手
- 食感が嫌い
- 魚を食べる習慣が身につかない
それぞれの原因と対策を順番に見ていきましょう。
魚の味やにおいが苦手
魚の生臭さ、えぐみや苦みが苦手な子供が多く、食べない原因のひとつになっています。
子供は大人より魚独特のにおいや風味を強く感じるので、下ごしらえにひと手間加えてみましょう。
レモン汁や牛乳に漬けると魚独特のにおいを軽減できますよ。
- 魚の脂肪が酸化すると、独特のにおいが出る
- 青魚にはDHAやEPAが多く含まれるため、酸化しやすい
- 子供の味覚は大人よりも敏感で、魚に含まれる微量の苦み成分を嫌う
- 一度「まずい」と思うと、その印象が強く残る
ひと手間加えるだけで、食べやすくなるのでぜひ取り入れてみてくださいね。
食感が嫌い
魚のパサパサした感じが苦手など、食感が嫌いなせいで食べないという理由も。
魚の食感が苦手な子供も多く、種類によって感じ方が異なります。
- タラやカレイのようなふわふわとした食感
- サバやサンマの脂の多い食感
- アジやイワシなどの骨と食感
食べやすい魚の種類を選び、ハンバーグやフライなど、食感を変えて調理しましょう。
魚を食べる習慣が身につかない
普段の食生活で魚を食べる習慣がないから苦手、と感じる子供もいます。
魚の調理は手間がかかるため、つい避けてしまうこともありますよね。
- 忙しい家庭では、調理や片付けが簡単な肉料理が増えやすい
- 魚の扱いが難しく、避けてしまう
- 肉料理や加工食品が多いと、魚になじみがなくなる
- 学校給食の魚料理が苦手だと、家庭でも避けるようになる
調理不要で手軽に食べられるツナ缶やサバ缶は忙しい家庭でも取り入れやすいですよ。
週に1回「魚の日」を設けるなど、少しずつ取り入れる習慣をつけましょう。
魚と子供の栄養の関係は?不足するとどう影響する?


魚は栄養が豊富だとよく聞くけど、具体的な栄養素と効果は分からないな。
魚は成長期の子供にとって重要な栄養素を豊富に含んでいます。
特にDHAやEPA、カルシウム、ビタミンD、良質なたんぱく質があり、不足すると発育や健康に影響が出る可能性も。
魚を食べないと不足する主な栄養素とその影響を整理しますね。
DHAとEPAの役割
DHAやEPAが不足すると、学習効率や免疫力が低下する可能性があります。
特に成長期の子供は積極的に摂取すべき栄養素なので、不足は避けたいですよね。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に多く含まれる必須脂肪酸です。
- 記憶力や集中力を向上させる
- 脳の神経細胞を活性化し、学習能力の向上が期待できる
- 血流を改善し、体の炎症を抑える
- 免疫機能をサポートし、風邪などの病気にかかりにくくする
DHAやEPAは特に子供の脳や体の発達に重要な役割を果たします。
サバ、イワシ、アジなどの青魚を食べられると多く摂取できますよ。
カルシウムとビタミンDの役割
カルシウムは、骨や歯の形成に欠かせないミネラルで、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割を持ちます。
骨ごと食べられる小魚(シラス、煮干し、イワシなど)はカルシウムとビタミンDを同時に摂取できますよ。
- 骨や歯を強くする
- 筋肉や神経の働きをサポート
- カルシウムの吸収を助け、骨の発達を促進
- 免疫機能を高め、感染症を予防
カルシウムとビタミンDが不足すると骨の成長が遅れる可能性があります。
さらに将来的に骨粗鬆症のリスクが高まるので、積極的に摂取しましょう。
たんぱく質の役割
魚は良質なたんぱく質を豊富に含んでおり、特に白身魚は消化が良いため、子供にもぴったりです。
たんぱく質は肉や卵、大豆製品などからも摂取できますが、特に肉に偏ると脂質の摂取量が増えてしまいます。
- 筋肉や皮膚、内臓など、体を作る
- 免疫機能を強化する
魚に含まれるアミノ酸のバランスは特に優れており、不足すると、筋肉の発達や体力の向上に影響が出ます。
免疫力が低下する可能性
魚を食べないと免疫力が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなる可能性があります。
魚に含まれるDHAやEPA、たんぱく質は、免疫機能の維持にも関わっていますよ。
- 炎症を抑える働きが低下し、アレルギー症状が悪化する可能性がある
- 免疫細胞の働きが弱まり、病気にかかりやすくなる
- 免疫細胞の材料が不足し、ウイルスや細菌への抵抗力が低下する
- 体力が落ち、疲れやすくなる
成長期の子供は免疫機能が未発達なため、栄養バランスが崩れると体調を崩しやすくなります。
魚を食べると、免疫機能の維持や病気への抵抗力を高められますよ。
魚の子供用レシピ3選!簡単に食べやすくする工夫も♪


子供が食べやすい魚料理のレパートリーを増やしたいな。
どんな調理方法が良いかな?
魚が苦手な子供でも、おいしく食べられる工夫をすれば自然に食卓に取り入れやすくなります。
魚を食べやすくするための3つの工夫と、レシピを紹介しますね♪
味やにおいを工夫する
香辛料は下処理としても、味付けとしても使用できます。
- レモンやショウガなどの香辛料で臭みを消す
- 甘辛い照り焼きや、ケチャップ・チーズを使った味付けにする
味やにおいを工夫するおすすめのレシピとして、サケの照り焼きを紹介します。
他の魚でもできるので、ぜひ試してみてくださいね♪
おすすめレシピ1:サケの照り焼き
材料(2人前)
- サケの切り身 … 2切れ
- しょうゆ … 大さじ2
- みりん … 大さじ2
- 砂糖 … 大さじ1
- バター … 10グラム
- 1サケに軽く塩をふり、10分ほど置いて水気を拭く。
- 2フライパンでバターを熱し、サケを両面焼く。
- 3しょうゆ・みりん・砂糖を混ぜたタレを加え、絡めながら焼く。
北海道別海町のふるさと納税で買える鮭の切り身は内容量が選べます。
冷凍なので、たくさん買っても長期保存できるのは嬉しいポイント!
無塩なので、照り焼き以外にもパスタやムニエルなど、さまざまなレシピに使えて便利ですよ!

見た目を工夫する
見た目に対する印象が変わると、食べやすくなります。
- 魚を赤や緑の野菜と一緒に調理すると、見た目が楽しくなる
- ハンバーグやナゲットにすると、魚の風味が和らぎ、食べやすくなる
カラフルな野菜と組み合わせたり、魚単体ではなく形を変えてみましょう。
見た目を工夫するおすすめレシピとして、子供と一緒に作れるツナと豆腐のハンバーグを紹介します♪
おすすめレシピ2:ツナと豆腐のハンバーグ
材料(2人前)
- ツナ缶 … 1缶(ひと缶)(油を切る)
- 木綿豆腐 … 150グラム
- パン粉 … 大さじ3
- 卵 … 1個(いっこ)
- 塩・こしょう … 少々
- サラダ油 … 大さじ1
- 1木綿豆腐の水気を切り、ツナ、パン粉、卵、塩・こしょうと混ぜる。
- 2小さく丸めて、フライパンで両面を焼く。
- 3ケチャップやポン酢など好きなソースをかける。
静岡県焼津市の『プリンスツナ缶』はキハダマグロを使用した、さっぱりとした味付けです。
風味のよい綿実油を使用しているので、そのまま調理に使うこともできます。
常温で3年保管できるので、非常食としてもおすすめです。

食感を工夫する
魚の食感が苦手な場合は、調理法を変えると食べやすくなります。
- カリッと焼いて、魚独特のふわふわとした食感をおさえる
- そぼろ状にすると魚の食感が気になりにくくなる
食感を工夫するおすすめレシピとして、サバそぼろごはんを紹介します♪
おすすめレシピ3:サバそぼろごはん
材料(2人前)
- サバの水煮缶 … 1缶
- しょうゆ … 大さじ1杯
- みりん … 大さじ1杯
- 砂糖 … 小さじ1杯
- ごはん … 適量
- 1フライパンに、サバの水煮缶を汁ごと入れ、しょうゆ・みりん・砂糖を加える。
- 2水分が飛ぶまで炒め、そぼろ状にする。
- 3ごはんに混ぜて食べる。
『あいこちゃんの美味しい鯖水煮』は「美味しい缶詰を子どもたちに食べさせたい」という思いで開発されました。
国産さばを使用し、食塩不使用のため、子供におすすめです。

魚嫌いな子供が克服するための家庭での工夫3選!

子供が魚を克服するためには、食事環境の工夫や親の関わり方が重要です。
魚を無理に食べさせようとすると、逆効果になる場合もあるため、楽しく食べられる工夫を取り入れてみましょう。
魚への抵抗を減らす
子供が魚を克服するためには、親の接し方や調理の工夫が大切です。
- 無理に食べさせない
- 魚の知識を楽しく学ぶ
- 親もおいしそうに食べる
無理に食べさせないためには「少しだけ食べてみよう」と誘い、強制しません。
また、一口でも食べられたら褒めて、ポジティブな印象を持たせましょう。
一緒に魚を選び調理する機会を作ると、楽しく学べるのでおすすめ。

親が魚を楽しそうに食べると、子供も興味を持ちやすくなるので、環境作りは大切ですね!
無理なく魚を食べる習慣をつける
魚を克服し日常の食事に取り入れるために、子供にとって自然な形で食べる機会を増やしましょう。
- 子供の好みに合わせたレシピを活用する
- 少量から試し、徐々に増やす
初めはフライやハンバーグなど、なじみのある形で出し、慣れてきたら、焼き魚や煮魚に挑戦してみましょう。
最初は一口から始め、徐々に量を増やしていくのがおすすめ!
「全部食べなきゃいけない」というプレッシャーを与えないように注意しましょう。
楽しく魚を食べるための環境を作る
食事の時間を楽しめるようにすると、魚を食べる抵抗感を減らし、克服が期待できます。
- 「今日は何の魚?」ゲームをする
- 好きな味付けを選べるようにする
食卓に出た魚の名前を当てる「今日は何の魚?」ゲームをすると、特徴を話し合い、興味を持たせられます。
また、食卓でソースや調味料を子供が選べるようにすると、食べやすくなりますよ。

なじみのあるケチャップやマヨネーズなどを取り入れても良いですね♪
魚を子供が食べないとどうなる?まとめ

- 味やにおい、食感を大人よりも感じやすく、魚を食べない子供は多い。
- 青魚を食べないと、DHAやEPAが不足し、学習効率や免疫力が低下する可能性がある。
- カルシウムとビタミンDが不足すると骨の成長が遅れる可能性があり、小魚は効率よく同時に摂取できる。
- DHAやEPA、たんぱく質は、免疫機能の維持や病気への抵抗力を高められる。
- 魚への抵抗感を減らすために、調理方法や、家庭での環境づくりを工夫する。
魚を食べないと、子供の成長に必要な栄養素が不足するので積極的に取り入れたいですよね。
子供でも食べやすく簡単な調理方法や、魚を食べる環境作りを工夫すると、自然に取り入れられるようになります。
ぜひ、栄養たっぷりな魚をおいしく楽しく簡単に食べましょう♪
サバ缶は骨ごと食べられるため、栄養をたっぷり摂取できます。
調理不要でさまざまなアレンジで手軽に調理でき、長期保存が可能なのでまとめ買いがお得!
『あいこちゃんの美味しい鯖水煮』は食塩不使用のため、子供におすすめです。

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